不動産購入のステップ9
はじめて購入する不動産。わからないことだらけですよね!そんなあなたのために不動産購入のステップをお伝えいたします!
ステップ1 希望条件を決める
一番楽しいところです!わくわくしますね!さあ家族会議を開きましょう!
・住みたいエリア(学校区・実家の近く・病院近く・駅近くなどなど)
・住宅の種類(新築戸建・中古戸建・マンションなど)
・広さや間取り(今住んでいる場所の広さの数値を知り、目安を定めましょう)
・入居希望時期(賃貸契約の更新日・卒業する時期など)
ステップ2 予算を決める
サイトで住宅ローン計算をして決めてもよいですが、住宅ローンは人それぞれ借りれる額や年数が違います。様々な銀行のローンに詳しい不動産屋などで相談するのが一番早いです。その前に自分たちで以下の金額を決めておきましょう!
月々希望金額(今の家賃など)
月々支払いのMAX金額(生活費から計算した金額)
ボーナス払いの有無
頭金の有無
ステップ3 住まいを探す
インターネット検索やチラシなどで気になる物件を見つけましょう。
そしてわかる範囲で現地の確認をしましょう。
希望に合いそうなら下記場所へ連絡しましょう。
・新築戸建希望または良い土地を見つけたら好みの建築会社へ
※自分がどこの建築会社を選べばいいかわからなかったら、「住宅マッチング事業」などを行っている会社に出向くのも良いかと思います。
・中古戸建・建売住宅・中古マンション希望なら不動産会社へ
・新築マンション希望ならモデルルームへ
ステップ4 詳しく検討する
実際に見学したり希望の間取りを入れてもらったり建築会社や不動産屋にご案内してもらいましょう。
・自分の予算に合うか否かを確認しましょう。
・周辺の物件情報や表に出ていない情報で良いものはないか確認しましょう。
・問い合わせた建築会社や不動産会社が自分に合っているか否か、または信用できるか否かも考えておきましょう。
・ハザードマップを確認したり、物件をいろんな時間帯で現地確認することもおすすめします。
・持参する家具などが設置できるか否かなど理想に近い物件か否か
ステップ5 購入の申し込みをする
・契約の希望日時
・決済の希望日時
・購入希望価格
・手付金の額
・自分の情報(氏名・住所・電話番号など)
・購入希望物件(住所・〇号地・部屋番号など)
・契約不適合責任の有無(売主業者物件の場合は必ず有)
・融資特約の有無(住宅ローン利用の場合は有をおすすめ)
・買付書の期限
・その他条件(売主側で確認してほしいことやサービスしてほしいことなど)
などの項目を提示しましょう。
それぞれの建築会社や不動産会社の書式があります。
また、申し込み預り金が必要な業者もありますが、なんらかの事由で契約に至らなかった場合は返還してもらえます。
また、土地の購入の場合はこの時点で建築会社をほぼほぼ決めておきましょう。
ステップ6 事前審査
住宅ローン利用の場合は契約前に事前審査で承認をとることが望ましいです。
2-3社事前審査を提出し、回答結果が良い銀行で融資を受けることが良いと思います。
また、事前審査を受ける前に確認したいことがあります。
・延滞の記憶→過去5年間に延滞の記憶がある場合は明確にして提出銀行に事前に相談することをおすすめします。※隠したくてもほぼバレますので、正直に話しましょう。そしてすべての銀行で審査落ちすることを防ぐため、自信がない場合は審査を受けるのは1行のみにすることをおすすめします。
・健康状態が良くない→大きな手術や病気を患ったことがある場合は団体信用生命保険も事前の段階で確認することをおすすめします。
ステップ7 重要事項説明を受け、契約する
宅建士から重要事項説明を聞き、物件の状況を不動産のプロである宅建士から説明してもらいます。この時、疑問や分かりにくい文章などは遠慮なく聞き、案内や申し込みの時に聞いてなかった話などがあれば説明を聞き、しっかり頭で理解しましょう。
そのあと契約書の読み合わせを行います。
問題無ければ以下の内容を行います。
・印紙添付
・記名押印
・手付金支払い(物件価格の10%程度の場合が多いです)
・本人確認(免許証など)
土地の場合は契約後、建築会社と請負契約を結びましょう。
ステップ8 住宅ローン関係手続き
借り入れ先を決めて、本審査を申し込みします。
本承認を契約時に決めた期日までにもらうために、契約後は速やかに本審査を提出しましょう。融資特約の期限が過ぎたら、物件に担保価値がないため本申し込みで融資が不承認になった場合でも違約解除になってしまいます!!融資特約は白紙解約で払っていた手付金も戻ってきますが、違約解除の場合は違約金の支払いが必要になります・・・
本承認が出たら銀行との契約「金銭貸借消費契約」を結び、決済準備を行います。
ステップ9 決済・引渡し・所有権移転
決済準備の内容
・金銭貸借消費契約(銀行)
・所有権移転登記や抵当権設定(司法書士)
・表題登記(土地家屋調査士)※新築戸建等の場合
・固定資産税日割計算(売主や不動産屋が計算)
・修繕積立金や家賃収入などあれば日割計算を行う(売主や不動産屋が計算)
・火災保険に入る手続きをする
・引っ越し見積りをとる(決済後すぐ引っ越しする場合)
引渡しの日時や場所、お金の内訳など確認しましょう。
決済当日はほとんどの場合、平日9時から15時までの銀行が開いている時間内で取引されます。
戸建ての引渡しの場合は鍵をもらいます。リフォームがある場合はリフォーム会社に鍵を渡しましょう。
現地を確認し、契約書に記載のなかった残置物などがないか確認するようにしましょう。
登記の手続きは司法書士や土地家屋調査士が行います。登記完了したら郵送か手渡しで大事な書類が届きますので、購入物件へすぐに引っ越さない場合は受け取り住所を伝えるようにしましょう。
以上で物件購入のステップ完了です。
皆様それぞれの理想の住まいを見つけることができますように!
そしてそこに株式会社風土が携われますように!!